Ikebana江戸時代挿花

本当にあなたの習っている花の姿は、日本の華道の花ですか?

華道遠州は日本三大茶人のひとり、小堀遠州公を流祖としています。彼の美意識「綺麗さび」を継承した花を日本全国の支部に展開しています。文化文政の時代、遠州流のいけばなは日本中に大流行し、遠州生花の美しさは公家・武家社会に愛されただけでなく、広く大衆へと浸透していきました。草花や花木を美しい流麗な曲線美の姿に作り変え、日本の仏教・神道思想、和歌や故事の「見立て」、陰陽五行に則した天地人の自然の配置など、それを和の室内遊芸として完成した挿花(生花)いけばなは、まさに日本文化です。そして華道遠州はそんなほんものの華道の教えを伝えています。

現代の宗家、芦田一寿(いちじゅ)は「姿をつくりて、花となす」という先人の言葉をわかりやすく現代に解釈し、自然の美を越えてそれ以上の自然らしい美しさを人間の英知で生けるという「見立て」を伝えています。 「くさび橈め」という独特の技術による流麗な曲生けは、現代では修得者は数少なくなってしまい、文化遺産的な側面さえあります。19世紀末、いけばな版画の海外への流出とともに欧州のアールヌーボや印象派の画家に影響を与え、明治期の英国建築家J.Conderに愛され、北大路魯山人からも絶賛され、明治の美人画家イラストレーターの尾形月耕が好んで描いたその花姿をぜひいちどご覧ください。

Kadou華道作品

華道遠州の花姿は他流先生から「生けるのが難しい花」と認識されています。高度な技術と表現力が必要なためです。しかし、本来の華道(いけばな)はこれであったのです。「いい加減なもの」「よく理屈がわからない」「先生の判断次第」ではない、正真正銘のAuthenticな本物の日本の伝統的挿花はあなたにも生けられるのです。

Class いけばな体験

華道遠州ではいけばなの基本、花、枝、葉の表現方法から、花ばさみや古典生花を生ける時にあつかう小刀や枝用鋸などの道具の使い方も丁寧に指導します。各支部の教室、先生社中、レッスン様式によって少し違いがありますがいずれもはじめての方には教室体験を受け入れています。定評のある華道遠州の盛花で花の調和を勉強したあとは現代生花〜古典生花、また同時進行で自由花などの現代的表現なども勉強していきます。 もちろん伝承されてきた許状資格習得も可能です。一般的に「教師」に5〜7年、「師範」取得に7〜10年の稽古量が必要です。

各教室への体験ご案内

Headmaster挿花伝承

Ken Ichiju Ashida

宗家 貞陽斎 芦田一寿 いちじゅ

本名芦田乾(けん)。1967年 ( 昭和42年) 京都に生まれ。 遠州 ( 旧正風遠州流 ) 七世宗家の長男として幼少より花に親しむ。 武蔵野美術大学空間演出デザイン科を卒業後、アメリカ留学。 シカゴ、ニューヨークなどで勉強の後、帰国。本格的ないけばな活動を開始。 平成5年に華道遠州 宗家として就任。毎夏、夏期講習会を開催。 一般市民にデモンストレーションなど無料開催。 「花の辞典 和花(講談社)」「21世紀のアクティブたち(六曜社)」「草花百木(学研)」作品掲載。 「予備校(関西テレビ)」「人間大学(NHK)」「京都がすき(テレビ朝日)」「都のかほり(テレビ朝日)」作品紹介/出演など多数。企業イベント出演、メディア多方面で活躍。京都市内での教室もあります。

Performance

建築的なフリースタイルの花、無駄を省いた極限の「引き算の花」など、あらゆる表現テクニックを用いてあらゆる空間に

音楽舞台や能舞台、ライブハウス、デモンストレーションなど、さまざまなシチュエーションで花を生けています。また、他分野のアーティストとのコラボラティブな活動も。もちろん、まぎれもない古典生花を和の空間に披露することも得意としています。直接指導の教室で稽古を積んだ生徒たちも多くイベントスタッフとしてサポートしています。代理店・企画関係、キュレーターの方のお手伝いもできます。

Work shop

空間演出の和の世界といまを

古典的な日本の美意識・文化の世界を理解した上で現代生活に花の演出を。大量生産的な(誰が生けても同じ形の)「いけばな」ではなく、一人一人の個性と思いがこめられてキレイな形に仕上げる、そんな「いけばな」を論理的に展開するのが一寿宗匠の教室の特徴です。 他流で花を習ったけどよくわからなかった、他の遠州流を習ったけど先生と合わなかった、という生徒さんも「華道の意識が変わった」と仰います。お近くで教室がない方もぜひお問い合わせください。

Try Ikebanaお尋ね下さい

京都から江戸時代・文化文政の伝承華道を発信しています。全国各地に教室がありますが、もしお近くにない場合、数人のグループが集まれば教授者による出張教室も可能です。お尋ねください。 また、「他の遠州流を習っていたけど指導者が高齢で止められた」や「遠州挿花を知りたい」「いけばなの曲生け、技術アップが習いたい」「古典の理論、変遷を知りたい」という少しアカデミックなご相談などもぜひ華道遠州本部までお尋ねください。いけばなの稽古・レッスンに関しては日本各地にある支部、部署、教室をご案内します。


教室案内のページ
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京都市北区上賀茂薮田町45-3
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075 723-5758